立憲民主党の小熊慎司議員がウクライナに許可なく渡航していたということが問題となっています。
ポーランドまでの許可は得ていたようですが、ウクライナへ渡航は国会の許可を得ていない上に、日本政府がウクライナへの渡航自粛を呼びかけている中での行動ということで批判の声が出ています。
小熊慎司議員は党からの聞き取りに対して、以下のように述べているようです。
「ポーランドに行ったらウクライナに帰国する人が多数いて、義憤に駆られて渡航計画にはなかったが、ウクライナのリビウに赴いた。軽率だった。申し訳ない」
この記事では、小熊慎司議員の評判や、プロフィール等について調べてみました。
小熊慎司議員の評判は?
小熊慎司議員はゴールデンウィークにウクライナ避難民支援の状況調査のために渡航したようです。
4月30日から5月8日まで滞在しています。
小熊慎司議員は事前にポーランドなど4カ国への渡航申請を行い衆議院で許可を得ていましたが、ウクライナ行きは届け出ていませんでした。
小熊慎司議員は立憲民主党の聞き取り調査に対して「ポーランドでウクライナへ帰国する人々と出会い、現地を見なければいけないという義憤にかられて訪問した。軽率な行動で申し訳ない」と述べていて、計画的行動ではないということです。
ネットでは「どう考えても、いち国会議員がウクライナに行く理由なんてないそんなことも判断できないで独断で行動してしまう国会議員は、議員の能力はないと考えていいと思う。」という声も出ています。
ウクライナ避難民支援の状況調査の為に渡航。クラクフの空港に予定通り到着するものの、ロストバゲージ… pic.twitter.com/rUA8Zk9yIb
— 小熊慎司(衆議院議員) (@oguma_shinji) April 30, 2022
【立憲議員 許可得ずウクライナ渡航】https://t.co/mnq3rMmCN7
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 10, 2022
立憲民主党の小熊慎司幹事長代理が大型連休中、国会の許可を得ずにウクライナへ渡航していたことが分かった。外務省はウクライナ全土の危険情報を最高度の「レベル4」(退避勧告)にしている。
ポーランドからウクライナのリビウに入ったということは既に公になっており、立憲民主党は小熊慎司議員を幹事長名で注意するとともに、1カ月の役職停止処分としています。
松野官房長官は記者会見で「ウクライナ全土に避難勧告を意味する『危険情報レベル4』を発出していて、今回の渡航は取りやめるべきだったと考えており、遺憾だ」と強く述べています。
また、「小熊衆議院議員からは事前に、連休期間中にウクライナ避難民の状況を視察するため、ポーランドとルーマニア、モルドバを訪れる計画だと外務省が聞いていたが、ウクライナへの渡航については事前の説明は一切なく、外務省として承知していなかったと報告を受けている」とも述べています。
小熊慎司議員のプロフィール
専修大学卒業後 衆議院議員 秘書を経て会津若松市議会議員、福島県議会議員、参議院議員から衆議院議員へと進まれています。
ご自身のHPで、『小さい頃の夢は「政治家」です。』と言われています。
・名前:小熊 慎司(おぐま しんじ)
・年齢:53歳
・生年月日:1968年6月16日
・出身地:福島県
・出身高校:福島県立会津高等学校
・出身大学:専修大学法学部
1999年 会津若松市議会議員 当選
2003年 福島県議会議員 当選
2010年 参議院議員 当選
2012年 衆議院議員 当選
まとめ
小熊慎司議員は、ウクライナ避難民支援の状況調査のために渡航し、ポーランドで現状を見てウクライナへ立ち入ったようです。
政府としてもウクライナへの渡航自粛を呼びかけている中で「義憤にかられて訪問」と言うのは議員の立場としては軽率な行動だったのではないでしょうか?