Jリーグが1月31日に理事会を開催し、時期チェアマンとして、現在北海道コンサドーレ札幌を運営する、株式会社コンサドーレの代表取締役の野々村芳和さんを内定としました。
3月15日に開催予定の理事会決議で正式に決定となるようですが、決定すれば史上初の元Jリーガーチェアマンとなります。
今回は、そんな野々村芳和さんの経歴などをまとめてみたいと思います。
野々村芳和のプロフィールや経歴は?

氏名:野々村 芳和(ののむら よしかず)
生年月日:1972年5月8日
出身地:静岡県清水市(現 静岡市清水区)
身長:175cm
体重:67kg
小学校:間々田小学校
中学校:清水市立第四中学校
高校:静岡県立清水東高等学校
大学:慶應義塾大学
所属チーム
1995年 – 1999年 ジェフユナイテッド市原
2000年 – 2001年 コンサドーレ札幌
2009年 – 2011年 小樽FC
小学校1年からサッカーを始め、静岡県立清水東高等学校で高校サッカー選手権に2度出場。
大学は慶應義塾大学に進学、2年連続で関東2部優勝などを果たした。
1995年にジェフユナイテッド市原に加入、2000年にコンサドーレ札幌に移籍、J2優勝。
2001年に戦力外通告を受け、「やめるのなら札幌で」ということで29歳で現役引退。
引退後は、サッカー解説者及びコンサドーレ札幌のチームアドバイザーを務める。
2006年に株式会社クラッキを設立し、サッカースクールを各地で展開。
2013年に株式会社北海道フットボールクラブ代表取締役就任。
2015年公益社団法人日本プロサッカーリーグの理事に選任。
2022年 Jリーグチェアマン内定
野々村芳和さんは内定後のコメントで以下のように、選手としてプレーしてきた自身の原点を大事にしたいという思いを語っています。
元Jリーガーとして選手の思いと、チームの管理者としても経験を積まれたことで、これからのJリーグをより良い方向に引っ張っていってもらいたいと思います。
「これから色んなことを決めて動かしていかないといけない責任は感じています。40年以上サッカーと生きてきました。サッカー少年だった気持ちや選手になった気持ち、引退した後はメディアとしてサッカーを伝える気持ち、そして社長としてチームを運営する気持ち。それぞれの時代に感じた気持ちを大切にしながら、より良いサッカー界にしていけるように頑張りたいと思います」
引用元:Yahooニュース
歴代Jリーグチェアマン
スポーツ界のチェアマンなどの人選は体育会系ということで学閥、派閥が大きく関わるというふうに言われています。
Jリーグチェアマンもこれまでの5人中4人は早稲田大学出身です。
初代 | 川渕 三郎 |
在任期間 | 1991~2002年 |
学歴 | 早稲田大学第二商学部 |
略歴 | 日本代表選手、日本代表監督、第10代日本サッカー協会会長 |
第2代目 | 鈴木 昌 |
在任期間 | 2002~2006年 |
学歴 | 東京大学法学部 |
略歴 | 鹿島運輸社長、鹿島アントラーズ社長、日本サッカー協会副会長 |
第3代目 | 鬼武 健二 |
在任期間 | 2006~2010年 |
学歴 | 早稲田大学政治経済学部 |
略歴 | ヤンマー監督、セレッソ大阪社長、日本サッカー協会副会長 |
第4代目 | 大東 和美 |
在任期間 | 2010~2014年 |
学歴 | 早稲田大学教育学部 |
略歴 | 住金四国支社長、住金九州支社長、鹿島アントラーズ社長 |
第5代目 | 村井 満 |
在任期間 | 2014年~ |
学歴 | 早稲田大学法学部 |
略歴 | リクルートエージェンシー社長、リクルート本社執行役員 |
まとめ
Jリーグの6代目チェアマンとして元Jリーガーの野々村芳和さんが内定となりました。
選手としての経験と、チーム運営者としての経験を持たれているということで、サッカーに対する思いは強いものがあると思いますので、これからのJリーグが楽しみです。