Microsoft(マイクロソフト)は11月2日にループ(Loop)と言うアプリについて発表しました。
ループは強力で柔軟なキャンバスと、自由に移動してアプリケーション間で同期を維持するポータブルコンポーネントを組み合わせた新しいアプリと言うことです。
Microsoft Loopは、強力で柔軟なキャンバスと、自由に移動してアプリケーション間で同期を維持するポータブルコンポーネントを組み合わせた新しいアプリと言うことです。
Loopを利用する事で、チームでともに考え、計画し、作成できるようになります。
IgniteIT Proカンファレンスで、MicrosoftはFluidテクノロジーの多くを「Loop」としてリブランドし、MicrosoftLoopと呼ばれる新しいスタンドアロンの生産性アプリをデビューさせると言っています。
ループアプリは、ユーザーがチームとして作成している間、アプリ間で同期を維持できるポータブルコンポーネントを備えたキャンバスを提供するという点で、Notionとよく似ています。
ただし、Notionとは異なり、Loopはスタンドアロンアプリ/キャンバスとしても、埋め込み可能なコンポーネントの形で他のアプリ内でも使用できるようです。
これらのループコンポーネントは、Outlook、Teams、OneNote、ホワイトボードなどの他のMicrosoftアプリに組み込まれます。
ループコンポーネントは2021年11月から展開されるため、Microsoft365の商用ライセンス全体で既存のOfficeアプリに組み込まれる予定です。
時間の経過とともに、ループコンポーネントは、Teams、OneDrive、Office.com、およびOfficeモバイルアプリに表示されます。 Microsoftは、スタンドアロンLoopアプリのライセンス/価格については2022年に公開される予定ですが、ライセンスや価格についてはまだ明らかにされていません。
Loopの特徴

- ループコンポーネントは、チャット、電子メール、会議、ドキュメント、またはページに埋め込むことができます。
- ループコンポーネントに保存された情報は自動的かつ迅速に同期されるため、ユーザーはコンポーネントの場所に関係なく、常に最新の情報にアクセスできます。
- ループページは、「柔軟なキャンバス」であり、ユーザーはファイル、リンク、データなどのプロジェクトコンポーネントを整理できます。
- ループワークスペースは、チームがプロジェクトのすべての側面を追跡でき、個人が非同期または同期で共同作業できる共有スペースです。
Microsoftが出してくるアプリと言うことで、ワード、エクセル、Teams等との連携も図られていると思いますのでOfficeを導入している企業にとっては使いやすいツールになるかもしれません。
Notionとの違いは実際にリリースされてからでないと分かりませんが、選択肢が増えるのはいいとこだと思います。