お笑いライブの運営を手がけ、多くの芸人たちに舞台を提供し多くのお笑い芸人から「お笑い界の母」として慕われている「児島気奈」さん。
アメトーーク!「ココで育ちましたKーPRO芸人」でも多くの芸人さんがK-PROライブのことを、これまで考えられなかったことが起きていた、と言ってましたね。
お笑いライブで1000人を超える会場でやれるなんて考えられなかったが、現実として出来たと興奮気味に話されていました。
その中心となって動かれている「児島気奈」さんと、お笑い専門劇場「西新宿ナルゲキ」について調べてみました。
児島気奈のプロフィール
児島気奈さんのプロフィールは、出身校など多くは公表されていません、現在41歳で独身では無いかというのがSNSで言われています。
東京都大田区出身で、中学・高校を大田区内の学校に通い、大学に進学されています。
中学生当時は「タモリのボキャブラ天国」が大好きで、お笑いにのめり込んでいきます。
高校に入り、中野で開催される芸人主催の自主ライブに、ボキャブラ天国に出演してる芸人に会えると思ってボランティアスタッフとして参加しますが、ライブではテレビでは見ることのない全然知らない芸人ばかりだったということです。
児島さんが一人で座って休んでいるところに、ある芸人さんから「今日初めて来た一番下っ端のくせに何休んでるの?』と怒られたそうです。
ボランティアで手伝って褒められるどころか、怒られてしまった時に「いてくれてありがとうと言わせてやる!」と火がつき、以降もお笑いライブの手伝いを続けたそうです。
普通だったら、知らない人から感謝されるどころか怒られてしまう、と言うことがあれば、もうお笑いライブには行かない、とかなりそうですが、大学に進学してもお笑いライブ通いは続き、しだいに手伝いだけでなく自分でライブを主催したいと思うようになりました。
3人の仲間とアマチュア芸人を集めたライブを企画するようになり、劇場を借りる手続きの時に「代表は私です」と名乗ったのがK-PROの始まりとなりました。
2004年に本格的にK-PROを設立し、初ライブは立ち見も出るほどの大盛況に終わりますが、続く2回目のライブはあぐらをかいてしまい、20〜30人しか集まりませんでした。
そのときに、出演芸人に謝罪したところ「どんな小さな舞台でも、全力でやるから大丈夫」と励まされたそうですが、その「小さな舞台」と言われたことが悔しくて、「じゃあ、次はやってやるよ!」と熱意を燃やすきっかけになったそうです。
高校生の時に怒られた時も発奮して頑張ったり、「小さな舞台」と言う言葉に次はもっと大きな劇場でと思うとは、児島さんは負けん気が強いのかもしれませんね。
名前:児島気奈(こじまきな)
生年月日: 昭和56年2月24日
年齢:41歳(2022年4月時点)
出身地:東京都大田区
職業:お笑い制作会社「K-PRO」代表
アメトーーク!「K-PROライブ芸人」ご覧いただいた皆様ありがとうございました!
— K-PROこじま (@kpro10th) April 21, 2022
出演芸人さんの皆様、スタッフの皆様に感謝です🙇♂️素敵な番組にしていただきました!
西新宿を中心に毎日どこかでライブをやらせていただいております。興味を持っていただいた方は、是非遊びに来てください🙏 pic.twitter.com/EoxcgC11tr
K-PROライブから「ナルゲキ」まで
2021年4月にオープンしたお笑い専門劇場が、「西新宿ナルゲキ」です。
劇場名には「笑いの鳴り響く劇場」と「若手芸人がスターに成り上がる場所」という意味が込められています。
児島さんがK-PROを始めた頃は小劇場でのお笑いライブのみで生活を成り立たせるのは難しく、客が入らなければ赤字となることもあり児島さんはバイトとの掛け持ちで自身の生活を支えていました。
2011年の東日本大震災後に「こんな時節にライブどころではない」と言う空気があり、お笑いライブの開催は難しい状況でしたが、現実問題として舞台がなければ生活が成り立たない芸人さんが多くいたとと言うことで、児島さんは覚悟を決めライブ運営だけで生活していくと決めました。
K-PROの公演数は初年度が12本でしたが、2015年には500本、コロナ前の2019年には1000本以上まで成長しました。
2019年末以降のコロナ禍はライブエンタメ市場に大きな影響を与え、予定していたライブの中止が続き、ライブが再開しても客席の間隔を空ける必要があり収益に大きく影響をあたえていました。
児島さんはこの苦境をライブ配信を始めることで、芸人を救うことにもつなげることができた。
オンライン配信は賛否両論出たが、「配信なら自宅にいながらにして芸人さんを知ってもらえて、その後劇場に来てもらえるきっかけにもなる」と考え進めていきました。
当時はK-PROは劇場を持っていなかった為、オンライン配信をするたびに機材を会場に持ち込んでいたが、大変な手間がかかっていました。
児島さんは「ライブ配信のための機材持って移動するくらいなら、いっそ劇場を立ち上げよう」と考え、劇場側もコロナ禍で公演中止が続き採算が取れない状況であったと言うこともあり、新宿の小劇場を年間契約で借り切ることになりました。
それが、2021年4月にオープンしたお笑い専門劇場「西新宿ナルゲキ」となります。全148席のキャパシティで、1日に2回、多い日は午後・夕方・夜と3回のライブを開催し、1年間で約700本になります。
児島さんは新たに、オンライン配信でK-PROを知った地方のお客さんにもライブを楽しんでもらおうと、芸人さんと各地に遠征ということも長瀬しようとしています。
これまでに無かった形で、いろいろな場所でお笑いライブを見ることが出来るようになる日が来るかもしれませんね。
まとめ
K-PRO代表の児島気奈さんのプロフィールを調べてみましたが、多くは公表されていませんでした。
これまでの児島気奈さんのお笑いライブにかける情熱は熱いものがあり、お笑い芸人さんと共に歩んで新たな取り組みをされてきたことがわかりました。
これからもお笑いライブが、たくさんの人に届け事ができるように頑張ってもらいたいです。